予防接種や乳児健診はスケジュール通りに受けることができていますか?
新型コロナウイルスの流行に伴い、病院へ行くことに不安を感じ予防接種や乳幼児健診を控える方もいらっしゃるのではないでしょうか?
厚生労働省のホームページにもありますが、 予防接種や健康診断は、感染対策や間違い事故防止のため、
医療機関や健診会場では通常、接種を行う時間や場所に配慮し、換気や消毒を行うなど、新型コロナウイルス感染症の感染防止対策に努めていることが大事とされています。予防接種はできるだけ事前に予約しましょう。
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_11592.html
当院では、できる限り一般の受診患者さまとは別の時間や場所で、赤ちゃんや子どもの適切な取り扱いをしたいと考えています。
お子様の健やかな成長のために、是非とも一番必要な時期に受けていただきたいと思います。
我々学会認定小児科専門医は適切な予防接種を実施し、成長発育をサポートしたいと考えています。
予防接種のタイミングは、感染症にかかりやすい年齢や重症化しやすい時期などをもとに決められています。
特に、お母さんからもらった免疫が減少していく生後2ヶ月から予防接種を受け始めることは、赤ちゃんがかかりやすい感染症(百日咳、敗血症、細菌性髄膜炎など)から守るためにとても大切です。同時に接種することは昔から世界中に一般的に行われており、適切なタイミングで子どもを守るために、我々学会認定小児科専門医は一般的に行っております。
予防接種のタイミングで軽微な症状をあわせて診察し、診察料を頂いても無料化により違和感はないのかもしれず、予防接種を一本ずつ打てば、収益につながるかもしれません。しかし、いたずらに受診機会を増やし、感染症患者さんとごちゃまぜで医療機関を受診する頻度が増えれば、小さなお子様が院内で感染をおこす可能性もあるので、適切な感染対策や同時接種によって、本来は予防接種を実施してあげたいものです。
我々のまわりには目に見えない様々な感染症があり、免疫がついていない場合に、身近な病原体で重い症状をきたしてしまうこともあります。社会デビューが始まり、外出をする機会が増える前の小さな時期に、同時接種で免疫をつけておくことが重症化を防ぐことにつながります。
あわせて、乳幼児健診は、子どもの健康状態や成長を定期的に確認し、相談する大切な機会です。適切な時期に、適切な方法で乳幼児健診を受けましょう。
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できるだけ早く受けましょう。
子どもの予防接種は、決して「不要不急」ではありません。
新型コロナウイルス感染症の流行後に、外出自粛要請などの影響で、規定の期間内に予防接種を受けられなかった方でも、公費接種を受けられる場合があります。まずはお住いの市区町村にお問い合わせください。
忙しいご家族に配慮し、診療時間内であれば、当院でもいつでも予約なく予防接種を行うことができます。
しかしながら、子どもの健やか成長と健康生活のため、予防接種や乳幼児健診は、全国で発生している事故や間違い・院内感染防止のためにも、病気の子どもとの接触を避けてた健康外来の時間に行いたいと考えております。
子どもの予防接種・健診の基本的な考え方について
新型コロナウイルス感染症に対するとりくみ
健康外来以外の時間でも、事故防止や感染予防策を行っていますが、皆様のご理解協力をお願いしているところです。
病院へ行くことに不安を感じるかとは思いますが、安心して受診していただけるよう取り組みをおこなっております。
お子様の健康を守るためにも予防接種や乳幼児健診を遅らせずに行いましょう。
受診に際して何か気になることがありましたら、当院へご連絡ください。
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ふじえだファミリークリニック 愛媛県四国中央市中曽根町5074
小児科・皮膚科・アレルギー科 病児保育ルーム エミリア併設
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