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今年も、の発生する時期になりました。
蚊により新型コロナウイルスは感染拡大するのか?という問合せをうけることもありますが、こちらの記事にもありますように、現時点ではその可能性はほぼないと考えて良いでしょう。

ウイルスや原虫などの病原体を持った蚊が、ヒトを吸血することで感染する感染症を『蚊媒介感染症』といいます。
黄熱、ジカウイルス感染症(ジカ熱)、デング熱、ウエストナイル熱、チクングニア熱、日本脳炎、マラリアなどがあり、日本においても蚊が大量発生する初夏から秋口にかけて注意が必要な病気です。
このうち『日本脳炎』は、唯一の日本土着の蚊媒介感染症です。

日本脳炎ウイルスとは?
日本脳炎とは、日本脳炎ウイルスに感染したブタを、(主にコガタアカイエカ)が吸血し、その蚊がを刺すことで感染する病気です。日本脳炎ウイルスに感染した場合、およそ100~1000人に1人が日本脳炎を発症し、発症した方の20~40%が亡くなり、生存者の45~70%に精神障害などの後遺症が残ってしまう可能性があります。近年の調査解析によりほとんどの発病者は日本脳炎予防接種を受けていなかったことが判明しています、残念ながら根本的な治療はなく、予防接種による感染予防が重要です。特に小児は重症化し、後遺症を残したり、死亡する可能性もある為、予防接種で予防する必要があります。
生活環境変化と予防接種の普及により患者発生は年間10人以下と少ないですが、毎年行っている調査では日本脳炎ウイルスを持った豚の割合が愛媛県はとても多いので、今でも感染に注意が必要な病気です。

日本脳炎の予防接種はお済みでしょうか?
未接種のお子様がおられる場合は、夏に蚊が本格的に飛び始める前には予防接種することをお勧めします。

厚生労働省の日本脳炎ワクチンの推奨年齢は3才となっておりますが、日本脳炎罹患リスクの高い地域では生後6ヶ月からワクチン接種することを日本小児科学会では推奨しており、四国中央市では養豚業者が多いため、当院では生後6ヶ月からの接種を推奨しております。

以前の記事で2021年夏に「日本脳炎ワクチンが全国的に不足する」ことをお伝えしました。
(以前の記事➡『公費での日本脳炎ワクチン接種対象者の一時制限について』

2021年度、日本脳炎は全国的に品薄ですが、現在は、まだ接種受付が可能です。

インターネットの予約サイトより、予防接種の予約状況を確認し、予約することが可能です。
電話での問い合わせにも応じております。ご希望の方はお早めにご相談下さい☺!

国立感染症研究所 日本脳炎について
厚生労働省感染症情報 日本脳炎

 

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