2023年度も当院では 花粉観測機を設置し、リアルタイムに四国中央市の花粉の飛散状況をモニターし、情報発信しています。花粉症患者さまの生活に役立てていただければと思います。
2023年2月7日 当院に設置花粉観測機で花粉が初観測されました。
四国中央市の花粉飛散情報 2023ー日本気象協会
2023年のスギ花粉飛散予想は例年よりやや多く(110%)、2022年と比べて非常に多い(290%)予想となっています。
花粉症は全身の病気と考えられています。
花粉症の方は、鼻や眼の症状だけでなく、気管支、消化器、咽頭にアレルギー反応をおこしたり、頭痛、発熱、全身倦怠感をおこす場合があるので注意が必要です。
近年では、花粉症の発病や重症化に、皮膚を経由して花粉が侵入,感作する経皮感作が注目されており、花粉症の発病予防や治療に皮膚のケアを行うことが重要とされています。
また、花粉皮膚炎は、従来の花粉症とは異なる機序で発病すると考えられています。
当院では、専門医機構認定小児科専門医と皮膚科専門医が在籍しており、皮膚のケアをはじめとした患者さまの花粉症の全身トータルケアを心がけております。
子どもだけでなく、大人の方の相談も増えて参りました。 経口減感作療法(舌下免疫療法)も行っておりますので、ご希望の方は、治療の際にあわせてご相談ください。
2022年花粉症シーズン記事も参考ください。
【注意】 症状を良くすると噂されている治療の中に、ステロイドの全身的投与があります。 セレスタミンなどの経口ステロイド薬、ステロイド筋肉注射が代表的なものです。 症状を抑える効果は強力ですが、重大な全身性副作用が生じる可能性があり、生涯にわたる全身的影響を考えた場合、安易に漫然と使用されるべき薬ではありません。 重症の鼻づまり患者さんには、短期に点鼻用血管収縮薬使用を検討しますが、2歳未満の子どもは禁忌(使ってはいけない)であり、6歳未満の子どもにも安易に使用される薬剤ではありません。6歳以上・大人の場合でも、長期連用により薬剤性鼻炎(常に薬を使っていないと苦しくなり、点鼻薬を手放すことができなる依存状態)を引き起こし、鼻づまりをよけいに悪化させる恐れがあります。 『ナファゾリン』『テトラヒドロゾリン』『オキシメタゾリン』『トラマゾリン』『フェニレフリン』などの成分名が該当します。 市販薬はこれらの成分が入っていることが多く、医師からの処方にも含まれることがあります。漫然と薬を使うのではなく、ご自身の過去の治療経過、現在どのような成分の薬を使っているのか、今一度ご確認されてはいかがでしょう? (自己判断での安易な減量や中止は、さらなる体調悪化も起こりうるので、医療機関で相談されることをお勧めします。)
新型コロナウイルスの発生が続いております。
当院では、患者さま同士の接触をできる限り避け、院内感染を防ぐ取り組みを行いながら花粉症治療を行っております。
子どもとご家族の健やかな成長を応援するために、小児科かかりつけ医登録による診療を行っております。 小児科かかりつけ医登録患者さまの診察についてはこちら
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ふじえだファミリークリニック 愛媛県四国中央市中曽根町5074 小児科・皮膚科・アレルギー科 病児保育ルーム エミリア併設
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