2024年10月より、鼻に噴霧するタイプのインフルエンザワクチン「フルミスト®︎点鼻液(国内承認:第一三共)」を行います。
(従来型注射によるインフルエンザ予防接種も従来通り行います。インフルエンザ注射によるワクチン接種のホームページをご覧の上、どちらで接種するかご判断の上申込みください。)
ワクチン割り当て量が大変少なく、入荷後の返品ができませんので、接種は申込順・前金制とさせていただきます。
冬の病気と考えられていたインフルエンザは、近年、流行開始時期の予測が立ちません、
2023年は秋祭りの準備期間にインフルエンザ流行が始まり、秋祭りを境に爆発的にインフルエンザ患者が増加しました。(特に四国中央市は、感染者が他の地域と比べてもとても多かった。)
生ワクチンのため、接種直後約2週間は検査が感染判断の役に立たなくなるため、インフルエンザ流行前10月~11月には接種を推奨します。
経鼻生ワクチン入荷数に達し次第、受付終了しますので、希望の方は早めにご予約ください。
【経鼻生インフルエンザワクチンの特徴】
・鼻に噴霧するため、痛みや刺激が少ない
・通常の不活化ワクチンより効果が長持ちする可能性が言われている
・妊婦・気管支喘息ほか対象外の状態・疾病がある。
・生ワクチンのため咳や鼻水など軽いインフルエンザ症状をおこす可能性
・接種後2週間はインフルエンザ検査で陽性になる可能性がある。
頻度は少ないですが、周囲に生ワクチン株由来感染をおこすリスクがある(周囲に免疫力をつける効果と考えることもできる)。
鼻に噴霧するインフルエンザワクチン「フルミスト」が日本でようやく認可されました。このワクチンは2003年にアメリカで、2011年にヨーロッパで認可され、すでに広く世界で使用されていますが、日本では2024年、世界から大きく遅れて販売認可となりました。 従来の注射のワクチン(不活化ワクチン)のような全身の免疫反応だけを誘導するのではなく、毒性を低くしたインフルエンザ株を鼻に噴霧する(弱毒化生ワクチン)ことで擬似感染状態をつくり自然に近い形で身体の免疫をつくるため、インフルエンザ侵入の入口である鼻の局所にも免疫力を誘導することで感染をブロックし、全身免疫反応とあわせて発病・症状を抑える効果をもつとされています。 従来の注射不活化ワクチンと比較したデータはないのですが、おおよそ同等の効果とされ、副反応も注射のワクチンと同等とされています。
【接種のできない方】
※喘鳴を繰り返している場合や卵白やその他のワクチン成分に対して重度のアレルギーのある方やアナフィラキシーの既往がある方は注意が必要
抗インフルエンザウイルス薬 使用後は規定の日数をあける。
サリチル酸系医薬品(アスピリン等)、ジクロフェナクナトリウム、メフェナム酸は使用しない。
参考 日本小児科学会 経鼻弱毒生インフルエンザワクチン使用に関する考え方
🟧 経鼻インフルエンザワクチン接種予診票のダウンロード
事前に予診票をご記入いただき、当院へご持参頂きますようお願いいたします。
下記PDFファイルをクリックのうえ印刷・ご記入いただき、ご活用ください。
子どもとご家族の健やかな成長を応援するために、当院では小児科かかりつけ医登録による診療を行っており、予防接種・健康診断を行っていることがかかりつけ登録要件となっております。
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